jQueryの覚書 その1?

カテゴリ: JavaScript / 公開日: 2008年8月26日(火曜)00:41 / 投稿者: Tom Goodsun
jQueryを使ってみているのだが、中々の優れものです。「独自のセレクタを使用して豊富なDOM操作を可能にする」という触れ込みはうそではない。
基本的にDOM、つまりHTML中のオブジェクト(タグなど)への参照は基本的なCSSセレクタとXpathが利用できる。これはすごくありがたい。JavaScriptではIDで参照する場合、document.getElementById("ID名")で参照する。これと同じ書き方をprototype.jsで行うと$("ID名")となる。これはこれでコードが節約できていいが、「document.getElementById」を「$」に置き換えただけな感じがする。

jQueryが優れているのはオブジェクトの参照がCSSのようにできるからです。例えばjQueryに定義されているオブジェクト参照キーワード「$」(prototype.jsの「$」とは働きが違います)は引数にCSSセレクタを定義できます。

$("div#id1 .class_a").hide();

上記の意味はID属性が「id1」のdiv内に存在するCLASS属性が「class_a」のオブジェクトをすべて隠すという意味の処理です。オブジェクトが複数存在する場合は、条件に合致するすべてのオブジェクトに対して処理が反映されます。

独自のオブジェクトを使っているため、独自のメソッド(関数)が存在するので、それを理解しなければならないのが手間ですが、メソッド名も自然言語に近い感じなので、英語が多少理解できればすぐに覚えられるかなって感じがします。もちろんJavaScriptやプログラムの知識も多少なりとも必要ですが。


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